池上彰「伝える力」を読んだので要約する
プログラミング業務にて先輩などに相談するときに、やりたい事を説明しなければならない事がよくある。そんな時、自分は文章でも口頭でもなかなかスムーズに伝えることができない。
そんな説明能力の低さをなんとかしたくて、池上彰の「伝える力」を読んだ。
練習として、まずこの本について説明をしてみた。
要約
[前提条件]
自分が深く知っていなければ、伝えようとしている物・事の内容は相手には伝わらない。だから、伝える前に自分が「伝える物・事」を充分に理解しておく。
[わかりやすく伝えるためのポイント]
- 伝える際には具体的な言葉を使うようにし、抽象的な表現になりがちな「〜的、〜性」といった言葉や、カタカナ語は使わないようにする。
- 難しいことでもできるだけ簡単に説明する。
- 相手の立場になった説明の仕方をする。「相手にとって、この話の内容はどういうことなのか」を中心に話す。
- 図を使う場合、図に使うテキストは重要な事のみにして文字数を少なくする。詳細な説明は本文、口頭で行う。
[聞いてもらう・見てもらうためのポイント]
- はじめに「つかみ」で興味を引く。「それどういうこと?」と思わせる。
- 会議では、自信を持って、一人一人の目を見ながら話す。
[ビジネス文書で伝えるときのポイント]
- 文書のフォーマットを身につけ、優れた文章の書き写し練習を行うことで表現力をつける。
- 報告書では5w1hを盛り込み、簡潔に記載する。
[文章力をつけるには]
- 自分の書いた文章を客観的に確認する手段をもつようにする。例えば、プリントアウトしてみたり、時間を置いてみたり、音読してみたりする。
- 他人のレビューを受けて意見をもらう。
- ブログを書く。
- 新聞のコラムを要約する練習を行う。