PHPからプログラミングを始めた僕はなぜ糞コードを書いてしまうのか
PHPからプログラミングを始めた僕はなぜ糞コードを書いてしまうのか。
それは、オブジェクト指向を認識しづらい環境で育ったから。
hello worldで「入力」「出力」の感覚を掴み損ねた。
最初にプログラミング体験したのが「hello world」だが、webアプリケーションなので「入力」「出力」の感覚を正しく得られなかった。
「こう入力があると、こう出力されるのか」ではなく、
「こう書いたらブラウザにこう表示されるのか」という感覚。
今思えば、リクエストが「入力」レスポンスが「出力」だが、厳密にいうとこれもwebサーバーのものであって、自分が書いたコードの入力と出力を直に体験出来ていたわけではなかった。
フレームワークに手を出し、モジュールの感覚を掴み損ねた。
フレームワークの存在を知り、それを使ってwebアプリケーションを作れた。
「プログラミング力 = フレームワークのルールを理解して適切に使える能力」
というような感覚があった。
小さなプログラムのパーツを作り、組み合わせて大きなプログラムにする機会がなかった。
上記の理由により、僕はオブジェクトや入出力の感覚が欠如している。
だから新しい機能を追加しようとするとき、
使うべきでない値を使おうとしたり(入力感覚の欠如)、
エラー時が考慮されていなかったり(出力感覚の欠如)、
特定の状況でしか使えない物になってしまっていたりする(モジュール感覚の欠如)。